ロスカット(損切り)の重要性。

株で大損する最大の要因とはズバリ、ロスカット(損切)にあると言えるでしょう。

ロスカットの実行とは「負けを認め損失を受け入れる」こと、つまりは含み損を実際の損失として確定させる行為のため、精神的に難しい面があるのは事実です。人間に心理は、人は得られる物よりも失う恐怖の方が大きいとも言われています。

しかし、そもそも投資と言うもの自体、損失を覚悟して臨むべきものであり、儲けること、勝ことばかり念頭に置いて取り組むから、損失を受け入れることが難しくなってしまうのです。つまり、投資を行う以上は「損失を覚悟」してから臨なければなりません。

勝ちや利益しか考えず、負けや損失という都合の悪い部分には目を向けないなんて

というのが正直なところです。この点を理解してない個人投資家は非常に多いのではないでしょうか。そして、大抵負けるのはこれを理解できていない人でしょう。

勝手に勝てる・儲かると思っているから損失の覚悟が難しくなるだけの話ですから、投資にはリスクがつきものであり、損失も覚悟しなければならないという前提を度外視してはなりません

ロスカットの有効性

損失を受け入れ確定させるのは勇気がいる行動ですが、ロスカットに踏み切りポジションを手放せば、その後どんなに値を下げようとも資産への影響はありません。もし、再度上昇を見せるようであれば再エントリーを行えば良いだけの事であり、元手があれば資産の回復を目指すことは可能です。

しかし、株価がどんどん下がるなか、ロスカットを実行できないでいれば、元手はどんどん削れていきますし。その後株価はいつ上昇してくるかもわかりません。いずれ株価は上昇してくるかもしれませんが、それは何年も先になる可能性だってあります。

資金拘束の回避

ロスカットは損害の拡大を防ぐ一方で、資金拘束回避といった意味合いもあります。株価が下げても売らなければ損失にはなりませんが、保有してる銘柄を塩漬け状態にするということは、いわゆる資金拘束ということになります。資金を拘束されているわけですから、機会損失を生む原因にもなることを認識しておくべきでしょう。

回復不能なほど元手が削れてしまえばそれまで、追加の資金を投入する以外手立てがなくなりますから、上昇するであろうと期待して購入した銘柄の目論見が外れた場合には、早めに見切りをつけて次に備える方が有意義と言えます。一つの銘柄に執着するのもあまり良いことではありません。

ロスカットの基準値は概ね10%

ロスカットの基準値は人によりけりですが、おおむね10%ほどに設定して居る人が多いのではないでしょうか。勿論これは、取り組み期間や銘柄によりけりですが、平均的な目安は10%と捉えておけば良いでしょう。

買った銘柄10%下げたら自動的にロスカットを行うといったルールを定め、ルールに沿った機械的なトレードを心がければ、相場の値動きに翻弄されることなく、すんなりとロスカットを実行できるでしょう。決めたルールを徹底するのは難しいですが、これが出来る出来ないで大きく結果は変わって来るでしょう。

ナンピン投資は非常に危険

ナンピンとは、株価が下がったら更に買い増しを行うことで『平均取得価格』を引き下げていくという手法です。

例えば10000円で購入したものが5000円まで下落した場合、更にそこで購入すると10000+5000=15000円÷2になりますから、1株あたり『7500円』で購入したという理屈になります。なので、5000円まで下落した後7500円まで戻してくれば損益をチャラにすることができます。

ナンピン投資は株価が反発してくることを前提とすれば有効ですが、株価はもっと下がっていくかもしれません、反発してくる保障などどこにもありません。よって、ナンピン買いは時には有効ではありますが、失敗したときは更に損失が拡大する結果なるため、控えた方が宜しいでしょう。

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