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移動平均線による単線分析と複数線分析で売買ポイントを読む!

ここでは、移動平均線を用いた分析について、詳しく解説していきます。まず、移動平均線の分析には、大きくわけて【単線分析】と【複数線分析】の2種類が存在します

■単線分析
現値線(終値ベース)と一本の移動平均線を使う。例えば、日足ベースであれば、日々線と25日移動平均線の2つの線を使用する。

■複数線分析
現値線と2つの移動平均線、あるいは3つの移動平均線を使う分析方法。例えば、週足ベースの2本の移動平均線であれば、現値線(週末終値ベース)に13週移動平均線と26週移動平均線を使用する。

■単線分析について解説

方向性の分析

単線分析は現値線と、その移動平均線を使って株価の方向性を探ることができる。移動平均線は株価の移動平均値を求めることから、日々の株価のバラツキが平準化され、株価そのものより移動平均線の方が方向性を探りやすくなる特性がある。また、移動平均線にはその計算から慣性の力があり、株価が移動平均線から一時的に乖離しても移動平均線に引き戻される力が働く。すなわち、移動平均線が上向きであれば株価の方向性は上昇を辿ることが推測され、その反対、下向きであれば株価は下降を辿ると推測される。移動平均線が向く方向が、株価が推移していく方向と考えれば良い。

※注意点※
株価が急落する際には、単に移動平均線の方向転換のみの判断に頼る危険を伴う。注目しておきたいのは、移動平均線の上方、下方転換の前兆として、株価が移動平均線を上回る、あるいは下回るというシグナルが出現するという点。よって、そうした前兆が出現した場合、移動平均線が方向転換するまでどのように身構え、対処するかがポイントとなる。

グランビルの法則

グランビルの法則とは、アメリカの投資分析家であるジョセフ・E・グランビルが、売買のタイミングを判断する手法として編み出した法則。

グランビルの投資法則のなかで『99%の人が陥りやすい最も共通的な落とし穴』として下記の10ポイントが挙げられている。

①相場の語っていることの代わりに、他人の言うことに耳を傾けること

②耳よりなニュースで株式を買うこと

③空売り株数の減少している株式を買うこと

④天井値と大底値を当て推測すること

⑤個人的な憶測に基づいて、強気にくみし続けること

⑥不本意な取引をすること

⑦技術的な指標を無視すること

⑧市場に長居しすぎること

⑨配当の重要性に囚われて目が利かなくなること

⑩基本的な指標に拘りすぎること

上記に列挙した10個の項目は、売買のタイミングこそが全てというグランビルの法則にのっとって考えれば、やってはいけないこととなります。つまりは、ファンダメンタルズよりもテクニカルを重視することを述べています。

グランビルの8法則

移動平均線による株価分析において、最もポピュラーとされる【グランビルの法則】。その考え方はシンプル且つ分かりやすいため、相場に携わる多くの投資家が使用しており、テクニカル分析の代表的な分析手法と言えます。なかでも、移動平均線は200日移動平均線を使用した単線分析が有名で、その売買シグナルは下記の図のように分類され、これを【グランビルの8法則】と言う。

●買いシグナル
①移動平均線が下落後、横ばいになるか上昇しつつある局面で、株価が移動平均線を上抜ける。
②移動平均線が依然として上昇しているのに、株価が移動平均線を下回る場合
③株価が移動平均線の上に位置し、株価が移動平均線に向かって下落したものの、交差することなく再び上向きに転じる
④移動平均線が下降している場合でも、株価が移動平均線と大きくかい離して下落した場合。

●売りシグナル
⑤移動平均線が上昇後、横ばいになるか下落しつつある時、株価が移動平均線を下抜ける。
⑥移動平均線が依然として下降しているのに、株価が移動平均線を上回る場合。
⑦株価が下降する移動平均線の下に位置し、移動平均線に向かって上昇し、交差しないで再び下向きに転じる。
⑧移動平均線が上昇している場合でも、株価が移動平均線とかけ離れて大きく上昇した場合。

 

グランビルの法則における注意点

上記で述べた「グランビルの法則」は、あくまでモデルであるため、実際のケースでは異なることがしばしばあります。例えば、「買い3」で仕込んだあと、ちょっと上げただけで株価が反転し、そのまま急速に下落を始め、あっという間に「買い2」のポイントより下げ、気づいたときには塩漬け状態…なんて展開になることもあります。

そうしたケースもあるため、証券会社のトレードツールには逆指値の機能が備わっていますから、それを利用して機械的に損切を設定し、いくら以下になったら、損切をするということを予め必ず設定しておくのが良いでしょう。

昨今では、大量に売買できる大口や期間といった投資家が基本をくずし、他の個人投資家を狼狽させてチャンスを得ようとするケースが見らえます。チャートの基本に忠実にやっているのに、どうもポイントをはずしてしまうという人は、そうした大口などの投資家の餌食になってしまっていることが多いと言えるでしょう。

理論的なチャートの読み方は間違っていなくても、こうした場合には実践に結びつかないこともあります。しかし、そうはいっても、やはりチャートの基本を学んでおくことは大切です。基本がしっかりしているからこそ、そのような「だまし」にまどわされないように売買できるようにもなります。

株価が予想外に動き出したら、自分の判断に狂いが生じたとみなして、期待を引きずることなく勇気ある撤退を決断することも、重要な戦術となります。

■複数線分析について解説

ゴールデンクロスとデッドクロスについて

2本の移動平均線を使う複数線分析では、売買シグナル判断にゴールデンクロスとデッドクロスが使われる。

●ゴールデンクロス(GC)
GCは200日移動平均線を75日線移動平均線が下から上抜いた時点であり、長期の買いシグナル発生とされる。ここで注意しておきたいのは、200日移動平均線が上昇中、あるいは横ばい状態にある時に75日線が下から上抜くという形でなければならない。下降中の200日線を75日線が上抜いた場合では信用度は低い。

●ミニゴールデンクロス(MGC)
MGCは75日線移動平均線を25日移動平均線が下から上抜いた場合を指し、中期の買いシグナルとされる。しかし、ゴールデンクロスに比べるとダマシが多いため注意が必要。また、5日移動平均線と25日線のクロスはミニミニゴールデンクロスと呼ばれ、短期判断売買のシグナルとされる。

●デッドクロス(DC)とミニデッドクロス(MDC)
この判断はゴールデンクロスの正反対と考えれば良い。長期線が短期線を上から割れこんだ場合となる。DCやMDCの判断は、下げ相場のなかでの売買シグナル発生となり、株価に遅れる場合が多い。そのため、少し工夫が必要となる。株価が短期線の移動平均線を下回った時点を警戒第1シグナルとし、短期線が下向きに転じた時点を第2警戒シグナルと見る。

順パターンと逆順パターン

使用する移動平均線は短期線と中期線の2本。それぞれの組み合わせは前出の複数線分析の組み合わせと同じになる。

●順パターン
順パターンは短期線と長期線が共に上昇中にあるパターンで、強い上昇トレンドにあることを示す。得に両線発散中(2本の移動平均線の乖離が拡大中)にある時は、さらに強い上昇の動きを示している。よって、このパターンを形成しているときは一貫して押し目買いが有効となる局面と判断して良い。

●逆順パターン
逆順パターンは順パターンの逆と考えれば良い。短期線と長期線が共に下降中にあるパターンとなる。株価が強い下降トレンドにあることを示し、一貫して戻り売り相場となる。また、並び方は価格の低い方から現値線、短期線、長期線となる。

移動平均線の収束と発散

2本の短期と長期の移動平均線が互いに収束(接近)する場合は、株価の煮詰まり感を示唆し、近く保ち合い放れが訪れる前兆と見られる。発散は2本の移動平均線が互いに離れて広がる状態である。これは前述した順パターンの局面で株価上昇の勢いが最も強い場面を示唆している。逆順パターンの局面では、株価下落の勢いが最も強い場面を示すことになる。

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