株の損失回復に信用取引を利用するには注意が必要

信用取引はリスクが大きい!!

株での損失回復を図ろうとした場合、得られる利益が大きくなる『信用取引』を検討する人もいるでしょうが、リスクが拡大することは理解しておきましょう。レバレッジ(最大3.3倍)をかけての信用取引をすれば、勝った時に通常より得られる利益が大きくなることは事実ですが、その反面、負けた場合の損失も大きくなります。

6ヶ月で強制決済となる制度信用取引

『空売りしたいだけだから、レバレッジを掛けなければ良いんじゃないと?』と考える人もいるかもしれませんが、信用取引にはレバレッジをかけるかけない関係なく、信用期日というのが設けられているため『6ヶ月間』で強制的に決済されてしまうというルールがあります。これを制度信用取引と言います。

例えば、現物取り引きであれば、含み損を抱えても自ら決めたロスカット目安を超えない範囲であれば、再度、株価が戻ってくることを待つことができます。しかし、信用取引ではその期間が6ヶ月と定められているため、含み損から逃れる選択肢が減るということでもあります。信用取引により、攻めの手段を増やすことができる背景には、逃げる手段が減るという現実があります。

強制決済されない一般信用取引もあるが…

証券会社によっては、制度信用ではなく一般信用としているところがあり、一般信用では6ヶ月間での強制決済というルールが存在しないため、長期線としての取組が可能となりますが、信用取引というのは株を借りて取引をしているのですから金利が発生します。そして、一般信用では信用期日がない代わりに、制度信用に比べて金利が高くなります。つまり長期になればその分の金利も大きくなってしまうということ。

冷静さを失わないよう心がけましょう。

そもそもの話ですが、既に相場に挑んで損失を出しているのに、信用取引をしたところで利益を出せるでしょうか?そこに一体どのような戦略があるのかよく考えてみる必要があります。『負けた損失を手っ取り早く取り戻したい!!』という気持ちはわからなくはありませんが、その発想自体がまず冷静ではありませし、冷静さを欠くと相場に翻弄され結果的に失敗・損失を招く可能性が高いです。

信用取引のメリット

信用取引のリスクやデメリットばかりを挙げていますが、逆にメリットとして挙げられるのは、信用売り(空売り)ができることでしょう。空売りができれば、下落相場でも利益を積み上げていくことができます。株価にトレンドはあっても必ず上下しながら推移していくという本質があるため、【買い】と【売り】を駆使することで常に利益を狙っていけます。

しかし、これを実現するにはテクニカル分析の研究や勉強も必要になりますので、かなりの熟練者でなければ難しいでしょう。日経平均全体が下げトレンドになった際には、買よりも売りで仕掛ける方が利益につながりやすくなるので、空売りでの売買戦術も視野に入れておく方が良いでしょう。

 

 

 

 

 

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