株で“思惑がはずれた”ときの5つの対処法

“チャートは投資家達の心理を表している”と言われるように、株をやる上でテクニカルチャートは非常に重要なファクターではありますが、チャート分析(テクニカル分析)は、絶対でもないですし万能でもありません。

テクニカルの原則として述べられている方法を使っても、自分の思惑とは違った方向に動くこともあります。しかし、それでも基本や原則は大切なわけで、基本が自分に身についてないと分析術がふらふらとして雑音に惑わされ、パフォーマンスにも影響を与えてくることになります。

逆に分析術の基本がしっかりしていれば、少しぐらい負けても、トータル(例えば週、月単位での収支)では、プラスになっているものです。とはいえ、自分の売買が思惑通りにいかなったときの対処は知っておかなければなりません。

そして、なにより大前提として「どんな売買も思惑どおりにいかない場合があり、それに対処できることも技術のひとつである」という認識をもっておくべきでしょう。

投資資金、投入資金の分け方でリスクを減らす

これは株をやる上で基本的なことですが、投資資金は余裕資金の範囲を使い、更に銘柄ごとの資金投入は分散させて負担がない程度にすること。投資そのものにリスクがあることを理解し、保有している銘柄が暴落しても狼狽しない程度の額にしておきましょう。

信用取引では、保証金(現金または上場株式等)を担保として証券会社に預けることで、保証金の【約3.3倍】迄の金額の取引をすることが可能であり、これをレバレッジといいますが、信用取引で満額建てる(信用取引の枠をすべて使う)ようなやり方は絶対にNGです。

確実な損切りを行う

おそらく投資家にとって「損切り」こそ、売買ポイントを探す以上に難しい要素かもしれません。自信をもって買った銘柄が思惑と違う動きとなって下げた場合、投資家は楽観的なもうひとりの自分と会話を交わし、希望的観測にすがってしまうが故、ついに「下げて塩漬けになっている状況」を容認するような心境になってしまう。

こういう状態は厳に戒めるべきで、思惑が外れた時には失敗を認め、思い切って損切りに踏み切らなければなりません。株で重要なのは大きな失敗、大きな損失を生まないことです。殊更、株の短期取引においては『損切り』という行為は避けて通れません。

曲がったときに慌てふためかない

“株は心の修行である”と誰かが言ったように、株で儲けを得る前に心理的な葛藤やダメージで、失敗して損失を膨らませてしまうことがあります。「曲がる」ということは、自分の思惑がはずれ、相場が反対のほうに曲がること。

投資家はどうしても厳しい現状や自らの判断が誤っていたという事実を認めたくないため、心理的動揺が激しくこれが損切を含め、塩漬けの銘柄への対処をおくれさせることになる。「失敗は、技術で乗り切れる」という信念をもつことをお勧めします。

チャートの『だまし』にあった場合

チャート分析の基本は、あくまで基本であって絶対ではありません。その基本を裏切るようなチャートを、大口の投資家が「つくり」個人投資家たちの失望を誘って、利益を得ようとする場合がしばしば起きます。

いかにチャート分析を学んでも、それは絶対ではないのですから、「だまし」に出会うことは必ずあると認識しておきましょう。そして、そうなった場合には自分の思惑にこだわらず、損切をすることが必要です。

暴落にあったときの逃げ方

デイトレーダーでもない限りは、常時市場の動向を確認することは難しいです。大抵の人は、暴落が起きたときよりも、普通は遅くその事実を知り、場合によっては翌日まで対処のしようがないこともあります。

信用取引をしてる人は、空売りでつないでみることも一手でしょう。また保有している人は、チャート分析の基本に従って判断することが必要です。暴落もあり、それに巻き込まれることも、想定範囲として技術を磨くことが大切です。

まとめ

①投資資金、投入資金の分け方でリスクを減らす

②確実な損切りをせよ

③曲がったときに慌てふためかない

④チャートの『だまし』にあった

⑤暴落にあったときの逃げ方

これらを心得ておくことで、たとえ思惑が外れた場合にも適切な対処が行え、大きな失敗や損失は防ぐことが可能となるでしょう。

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