株で損失をださないために人間の限界・弱点を克服する方法

株の教則本やネット上にも、株はこんなふうにすればこんな結果になる、こうすれば勝てる、こうするから失敗する、という方法論が溢れています。しかし、実際に株売買をしてみると、驚くほどうまくいかないことに気づきます…。

人間の頭脳には限界があり、それほど器用でもありません。機械ではないから、インプットしたことをすぐに実践できるわけではありません。これは株においても同じで、売買のときにはいくつかの判断を組み合わせて決断・実行するものですが、これがスイスイできるようになるには、それなりの実践経験を積まないと難しいでしょう。

料理のレシピが完璧にあたまに入っていたとしても、料理の素人が実際に美味しく作れるわけではありません。また、頭では理解できていたとしても、感情がそれを邪魔して、考えのとおりにできないとうことも多分にあります。

買った株が下がった時、損失が拡大していくのを恐れる反面、「また上がるはず」と希望的観測にすがって損切に踏み切れない人も、頭では損切りしなければならない、とおもっているのにできないのです。

そうした誤りを何度も繰り返し、誤りを繰り返していけば間違わなくなるかというと、相変わらず間違ってしまったりミスをするのが人間です。なんとか今度は間違わないようにしよう!と意気込んでみるものの、人間はコンピュータではありませんから同じ間違いを繰り返します。

ですが、諦めず基本に忠実に効果的な方法論にしたがって学んでいけば、人によっては早い遅いの個人差はあるにせよ、良い効果が出てきます。諦めずに粘り強く挑戦しつづけ、反復することが大切です。

とりわけデイトレーダーにいえることですが、デイトレで日々何度も売買する人は、自分の強みよりも弱点に常に向き合っているといえます。この弱点はわかっていても、直せない弱点でもあります。自分の性格を自覚していても簡単にはなおせないのとおなじかもしれません。

自分にどんな弱点であるか、またどんなふうに直せばいいのか。その道順がわかっているつもりが、それでも実践になると弱点として出てしまう。そういう弱点と常に対峙しているのがトレーダーなのです。

もはや心に深くしみこんだ弱点ですから、本当にいくら努力をしても直らないと思いがちです。しかし直らないわけではなく、単に癖として強くでてしまっているので、常に意識していくことで改善することは可能です。

常に弱点を自覚するということがとても大事です。弱点を克服方法は、まず「弱点を意識する」ということから始まります。その意識を常にもっていると、やがてそれほど意識しないでも、弱点が出てきそうなときに、すぐ「あ、危ないな」と感じることができるようになります。

意識する訓練をすることで、第六感的なものが育ちます。さらに、私たちは過去の失敗を認めたくない性癖をもちますが、間違いを間違いとして、弱点を弱点として認めるということです。認めることは認めるべきなのです。

自分の失敗や弱点を妥協なしで認めて自己評価ができれば、トレードで最も大事な自分に頼るということができるようになります。デイトレで損切のうまい人、エントリーをすかさずできる人は、そのあたりの直感的なものが身についているといえそうです。

株は心の鍛錬、心を鍛えて株での失敗や損失を出さないようにしていきたいものです。

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