株は小さな損失を受け入れないと大きく損をする。

株をやってる以上は、トレードがうまくなりたいと考えるのは当たり前のことですが、すべてのトレードで「儲けなければいけない」と考えているなら、それは大きな勘違いです。

上がると思った株が思惑に反して下がり始め、そのトレードが計画どおりにいってないことが明確なったとしても、値が戻るまで保持していようと考え、“いずれ必ず戻って来るだろう”と自らを無理やり納得させてしまった経験、あるのでは無いでしょうか。

ズバリ言うと、これが株で大失敗するトレーダーの傾向です。

人は失うことを恐れる生き物ですから、ひとつのトレードで1円だって失いたくないと考えてしまいがち。だから損切りに踏み切るのが心理的にも難しいのはわかります。

更には、そのトレードがうまくいかなかったこと、失敗したことを認めたくないという心理も働きます。しかし、そもそも話、すべてのトレードで儲けることができると考えること自体が傲慢であり、そんなことは絶対に不可能であることを認識する必要があります。

どんどん下がり続ける、どんどん評価損が拡大している株を保有し続けることで、経済的に自滅的なことがどれだけあるのか、具体的に挙げていきましょう。

まず、その株が永久に買値まで回復しないという可能性が現実にあること。下がったものが再び回復してくる補償などどこにもありません。

次に、どうにか回復したとしても、含み損のある銘柄を持ち続けたことで資金が塩漬けになっていたわけですから、何日も、何週間も、何カ月も絶好のトレードのチャンスを逃してしまってるということです。いわゆる機会損失です。

それで得られるものといえば、本来のトレードの目的である売買利益を得ることではなく、損得なしのゼロの状態にもどることだけなのです。

3つ目に、意地になって持ち続けることは、計画性のないトレードと規律の欠如の例であり、そんなトレーダーはやがて大きな損失を生み出し、全資金を失うことになるということ。

でも、今すぐ売ったらどうせ売ったあとにすぐ値を戻すのではないだろうか?考えてしまう。もちろんその可能性もありますが、問題はその可能性の高さではないでしょうか。

その株が反発する前にさらに一段安になる可能性も同程度にあるということ。もし一段安になる前に手放し、その株が反発すると信じるだけの十分な根拠があるなら、その判断で良いでしょう。もっと安い価格でまた買うことによって幾ばくかの値幅を稼ぐことができるからです。

しかし、あなたが売った途端に株価が上がり上昇しはじめることがあったとしても、悪いトレードに執着する習慣をつけてしまうと、もっと、もっと、多くの値上がりしないケースに遭遇することになるということを認識しておく必要があります。

敗者を持ち続けるのは、成功する見込みのない戦術です。すべてのトレーダーは、小さな損を受け入れられる用意がなければなりません。

小さな損を受け入れることができない、あるいは規律を守ることができないなら、トレードをするべきではありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください