キャッシュレス化や預金封鎖やタンス預金の話


世界的にキャッシュレス化が進む一方で、日本のキャッシュレス決済比率は現状で2割程度と言われています。韓国や中国は既に5割を超えているため、日本はキャッシュレス後進国ということになりますね。まだまだ現金決済が主流の日本ですが、何故キャッシュレス化がなかなか進まないのでしょうか?

日本は治安が良いため盗まれるリスクが少ないなどの理由があるかとおもいますが、個人的には、我々日本人の文化には古来より冠婚葬祭などで現金を渡す習慣があることなども起因しているのではないかと感じます。気質的に現金を重んじる感覚を持っているのかもしれません。

今の時代、どこの会社も給料は銀行振込で明細書が渡されるだけだとおもいますが、筆者が以前に働いていたところでは給料が現金払いの手渡しでした。現金を受け取った後は、大抵は銀行に入れるためその分、手間と言えば手間なのですがやはり現金で受け取るとその重みを感じることができます。

いわば「ありがたみ」というものを現金からは感じとれます。勿論、銀行振込でも支払われればありがいものですが、数値が加算されていくだけのものと、実際に現金を手にするのではやはり重みやありがたみが違います。だからお金も大事に使おうという気持ちになります。

国民がキャッシュレスを特段求めていないのであれば、国が強引にキャッシュレス化を推し進めるしかないのですが、実際に国はキャッシュレス化を推進しており、表向きには2020年のオリンピックに向け外国人向けの決済手段拡大とのことですが、国民のお金の流れを国が完全に把握できるようにして、税金の取りっ逸れを無くしたいというのが本音ではないでしょうか。

マイナンバーといった制度も導入されてきましたし、勘の良い潤沢な資産を所有する高齢者層の方々は、こうした流れに逆らうかのように、国に資産を把握されまいとタンス預金をしている人が多いとも言われています。また、「タンス預金」が急増した理由として、一部では【預金封鎖】が近い将来起こるのでは?なんて話も実しやかに囁かれつつあるようです。

預金封鎖とは金融資産の引き出しが制限(事実上の没収となる事もある)される事ですが、2009年にギリシャ、2016年にはインドでも行われており、案外知られていませんが、この日本でも戦後に実施されています。驚くかもしれませんがこれは本当の話です。

日本が借金してまで戦争を続け大敗したツケを、「預金封鎖」という形で国民が払うことになったのです。2015年にはNHKが預金封鎖を題材に特集番組を報道し、放送当時(2015年)での政府債務残高が、戦後直後よりも多いことを指摘。

更には、格差社会というフレーズもここ数年、よく耳にするようになり、現政権の戦争への歩みを強める姿勢など、当時と預金封鎖が引き起こされた時代背景と重なる点があるため、預金封鎖の実施はかなり現実的なレベルなのでは?と警戒を強める人も少なくはないのでしょう。

なので銀行にお金を入れておくことに不安を感じてる人もいるでしょうが、仮に預金封鎖が起きた場合には、もれなく“新円切替”というダブルパンチが待ってると思うので、手元にある現金はつかないお金になるかと思います。

こうしたことからもタンス預金が安全かと言ったらそうでもなく、例えば、空き巣や強盗、災害など…これらの不幸に遭遇しない保証はありません。個人で管理を徹底するのはなかなか難しいことですし、例え金庫に入れてたとしてもそれで安全とは言い切れません。

また、インフレ(物価上昇)が起こった場合には、銀行預金でもタンス預金でも現金の価値は目減りすることになります。政府が【年2%】のインフレ達成を目標に掲げているとおり、インフレによる物価上昇でお金の価値が将来的に目減りするのは十分考えられること。

仮に、現在1000万円の貯蓄があるとして、『年2%』ずつインフレが進んだ場合に、今の1000万円は10年後には800万円程度の価値しか持たないことになります。そうなると20年後には…?想像するだけでものすごく損した気分にならないでしょうか。あくまでこれは仮定の話でかなりざっくりした試算ですが、実際に将来起こる可能性のあることです。

タンス預金でも銀行預金でも、将来的にお金が無事なら良いですが、インフレが起きた場合に価値の目減りは防げません。このように、ご自身の資産に降りかかるかもしれない将来的なリスクはいくつも挙げられますが、肝心なのはそれを想定して対策を講じておくか否かです。

資産運用等に興味がない方も、株取引くらいは選択肢の1つとして考えてみても良いかもしれません。株の知識がまったくなくても、投資顧問を使えば相場のプロに相談したり、アドバイスをしてもらえるので安心かもしれません。

 

 

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