知ってますか?!株式投資でよく使われる「リスク」の本当の意味!!

“リスク”の意味を誤解してませんか?

投資でよく利用される“リスク”という言葉ですが、この言葉の本当の意味を知らない人は案外多いようです。そして、このリスクの意味を履き違えてしまうと、資産運用を根本から間違えるといわれるほど重大なことなのです。

リスクは直訳すれば「危険」という意味ではありますが、投資においては“可能性”と解釈するほうが適切です。つまりは、将来における不確実さ、わかりにくさ、という意味であり、相場が上昇する場合にも下落する場合にも使われる言葉になります。

「あの銘柄の下落リスクは…」というとしっくり来るかもしれませんが、「上昇リスクが…」といわれると少し違和感を感じませんか?ですが、この使い方は何も間違っていません。信用取引で空売りをしている投資家からすれば、相場が上昇したら損失になりますから、上昇要因は立派なリスク要因です。

通常、株式投資は「買い」でエントリーするのが基本であり、経済支援や企業価値といった観点からも株価の下落は好ましくないため、株安になるのは「悪」→「危険」→「リスク」と考えてしまっているのではないでしょうか。

株価を含めて、将来どうなるのか予測できない不確かな要素はすべてリスクということになります。なので、「リスク要因は…」という言葉を目にしたり聞いたりした際には、「変動要因は…」という形で解釈するようにしましょう。つまり、リスクとは後ろ向きなワードではなく、至って中立的・客観的な概念であるという風に理解しておきましょう。

投資にローリスク・ハイリターンは無い

ハイリスクとはブレ(変動)が大きいことを指します。プラスのリターンが大きく望める一方で、マイナスのリターンが大きくなる可能性もあるのがハイリスク・ハイリターン。逆に、預貯金や債券はほとんどブレが無いためローリスクであり、その分リターンの幅も小さいためローリスク・ローリターンになります。

為替取引で1ドル100円で買った場合、円高へと進み80円になったら評価額は80円に目減りしますが、円安に進んで120円になれば利益を得られます。こうした投資はリスクがあるため、ハイリスク・ハイリターンとなります。

投資の世界にローリスク・ハイリターンは存在しません。うまい話の裏には大きなリスクが潜んでいるものですが、これを肝に銘じておくだけでも、怪しい投資商品に騙されることもなくなるでしょう。

「組み合わせ」でリスクを制御

将来の損益がどうなるかは誰にも見通すことはできないため、リターンはコントロールが不能な点ではありますが、リスクに関しては制御しコントロールすることが可能です。そして、実際の投資運用では、このリスク制御や管理が成功と失敗の命運をわけるといっても過言ではありません。

リスクの制御と聞くとむずかしく感じるかもしれませんが、投資の初心者でも簡単にできます。その1つが「組み合わせ」になります。例えば、遊園地と動物園は、晴れの日は売上がのびますが、雨の日は客足が減るため売り上げがのびません。両方とも天気によって収益が変動する似たもの同士ということです。

ですが、動物園と水族館ではどうでしょうか。晴れの日は動物園、雨の日は外でのレジャーを避けて室内の水族館に流れ込みます。晴れ日は動物園が収益を支え、雨の日は水族館が収益を支える。雨の日でなくても水族館の売り上げはあるでしょうが、あくまで例えば話なのでざっくりとした感じで理解してもらえばと思います。

このように反対の性質のもの組み合わることで変動幅を相殺することができます。こうした考え方を資産運用に援用し、組み合わせの対象物を広げることを「分散」と言います。上手な分散は、類似品ではなくて性質ができるだけ反対のものに分散させることにあります。

【注意】その分散投資!間違っていませんか?!

まとめ

リスクとは“危険”ではなく“変動”と解釈すること。リスクの意味を取り違えてはいけません。そして、リターンはコントロールすることができませんが、リスクはコントロールできるということです。

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