本気で株の損失を取り戻したい方はこちら

初心者でも投資信託なら安心は嘘!失敗・損失は案外多い

投信がオススメされる理由

まずはじめに、オススメの投資信託(以下、信託)は、売り手がもうかるからオススメになっているだけであり、実は、投信は初心者向けではないということをご存知でしょうか。投信とは、品質を見抜く力が求められる経験者向けの投資商品なのです。

投信を扱っているのは証券会社だけではなく、銀行や信用金庫でも扱っています。また近年ではインターネット上で投信を売買する人も増えていますが、馴染みの銀行に出向き「おすすめの投信は何かありますか?」と聞いたとして、行員におすすめされる信託はあなたの利益を考えたうえですすめているのではなく、銀行が儲かるからおすすめしているだけというのが実情です。

仮に、東南アジアの発展途上国や未開の地に投資するファンドを紹介され、「先進国との相関が低く分散投資に有効」「インフラ整備にともない経済発展は間違いないと言われてる」等、それらしい説明を受けてるうちに、妙に納得してしまいは「これは儲かりそうだ!」と投信を100万円購入したとします。

ところがどうでしょう、数年後、送られてきた月次リポートを見ながら眉間にしわを寄よせているかもしれません。1万円だった基準価格は約3000円まで落ち込み、分配金はもう何年間も出ていない…といった投信の失敗談は珍しくはありません。しかし、投資には自己責任の原則がありますから、行員に勧められたとしても購入の最終判断を下したのはあなた自身です、安易に投信を買った自分の軽率な投資判断を悔やむしかありません。

踊る阿呆に見る阿呆

踊るあほうに見るあほうという言葉があります。つまり売るほうも買うほうもどっちもどっちなのです。投信で損失を抱えてしまった人にはかわいそうな話ですが、すすめられたからと安易に買ってしまう側にも問題があります。そもそも、銀行や証券会社はボランティアではなく商売をしているわけで、金融商品を売ってもうけることが彼らの生業であることを忘れてはなりません。

すすめられた商品を買ったのに損失をこうむったら「騙された!」「詐欺だ!」という感情が沸くかもしれませんが、彼らは金商法にのっとって金融商品を販売しているだけです。商品説明のさいに「必ず儲かりますよ」等をの断定的判断を謳って販売したのなら違法性がありますが、そうでない限りは詐欺でも違法でもありません。

いずれにしても、売り手にとっておすすめの商品を「おすすめ商品です」としてるだけである、という現実を知っておきましょう。

投信がなぜ銀行・証券の主力商品になったのか。

では、なぜ投信が銀行や証券会社の主力商品となったのか、その背景を紐解くためにも過去をさかのぼってみましょう。証券会社と銀行は1980年代まで業務をすみ分けており、証券会社は株式売買の取り次ぎ手数料を稼ぐ「フロー型」のビジネス、銀行は預金を集めて利差収入を得る「ストック型」のビジネスが主体だったそうです。

バブル崩壊で株式市場が落ち込んだ90年代以降、証券会社が目をつけたのは「1000兆円を超える個人金融資産」だったそうです。銀行と同じくストック型で投資家から資金を預かるビジネスに舵を切るための1つが投信だったそうです。

銀行・証券の業務の垣根が崩れるとともに、不良債権問題と自己資本規制にあえぐ銀行にとっても、投信販売は手数料ビジネスの中核となったそうです。このような時代背景があり、投信は銀行・証券会社共通の主力商品というスターダムに押し上げられることになりました。

日本の自動車・電機メーカーは、高度な技術をもとにすばらしい商品を次々に開発し、世に送り出して販売会社が拡販するという当然の流れですが、投信の場合は売り手がまず資金を集め、資金が集まれば運用するという、なんとも不思議な逆の構図になっています。

「投信は初心者向け」は間違い

日本に「資産運用」や「投資」といった概念が定着してからはまだ歴史は浅いです。事実、いまだに投資はギャンブルだという考えている人が少なくありません。このように投資後進国ともいえる日本においては、投資家も未成熟ということが言えます。未熟なファンドマネージャーと未熟な投資家、そして販売力にだけ長けた金融機関。この3者のねじれが、投信業界を今の不誠実な姿に育ててしまったのではないでしょうか。

ある年に、投資信託協会がまとめたアンケート結果を参考にすると「投信購入のきっかけ」は銀行や証券界会社の勧誘がダントツのトップだそうです。しかも、本来であれば投信の商品性理解には高度な専門知識が求められるのに「専門知識がなくても買える」と答えた個人が半数近くにも達したそうです。そして、運用成績で満足してる人は全体のわずか1割程度。

こうした情報の1つからも、売り手の巧みな口車に乗せられて投信を買わされ損失をこうむる個人の姿が浮かび上がってきます。投信とは、運用のプロに任せる初心者向けの投資商品という認識は誤りであり、これは銀行や証券会社が、投信を初心者に売りやすいマーケットに育てるために作った見事な謳い文句と言えるでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください