デイトレーダー必見!短期の基調転換をとらえる方法!!

価格が前日比と変わらずでも売り優勢、大幅安でも買い優勢のといったケースがあります。株価と需給のねじれをローソク足で見ることで、相場の流れをとらえることができます。

ローソク足から流れを読む

株価が前日と同じ300円で引けた場合、売りと買いの勢力が均衡しているかのように見えるかもしれませんが、実は流れが180度変わっているときがあります。これは野球などのスポーツで例えることができるのですが、前半は4-0で前半リードしていたのに、後半になると流れが変わり4-4まで追い上げられるケースを想像してみてください。

かろうじて引き分けで試合を終えていますが、流れ的にはもう少しでひっくり返されていたところでした。このように、スコアだけを見れば力が拮抗しているように見えるのですが、試合の内容によっては意味が全然かわってきます。相場でも、前日と同じ値段で引けたからといって、売買いが均衡しているとは言えないということです。

そこで流れを捉えるために参考とするのが、ローソク足になります。ローソク足は、それだけで価の動き、時間の推移、需給の変化の三つの視点から立体的に分析することができます。ローソク足を知らない人はまずいないでしょうが、基本的なローソクの見方は下記の図のとおりです。

ローソク足は基調転換をいち早く暗示

ローソク足は形そのものに意味があります。上の図のように、スタート時から上昇して取引が終われば白い長方形となり、長方形を実体、白色の実態を【陽線】と呼びます。逆に、取引開始時点より株価が下がれば、黒い実体となり【陰線】呼びます。

株価の値動きを下の図で示します。初日の株価が300円から350円に上がったて引けているのでローソクは白い陽線となる。次の日に寄与(始値)が350円、終値が300円だったとすると、黒い陽線となる。初日に急騰した勢いを引き継ぎ、翌日も高く寄り付いたが、一気に売り圧力が強まったことを示しています。3日目の株価は2日目の流れを引き継ぐので下落するという流れです。

株価の上では3日目に大幅安となっていますが、ローソク足を見てみると2日目にすでに需給が買い優勢から売り優勢に転じた様子が見て取れるのがわかるはずです。株価の流れがまもなく変わるというシグナルがともっています。

一日の株価の動きをローソク足に投影させると、下記の図のようになります。一日で一番高くなった値段と四角い部分(実体)との差はタテの棒線で表す。これを上ひげと言う。一番安い値段=安値と実体との間に引く線を下ひげと呼びます。

ひげを含めた全体の長さが、一日の株価の変動幅ということになります。上ひげは買い手、下ひげは売り手の勢いが一定時間優位だったことを示しています。つまり、実体が短く上下のひげが長いローソク足は売り買いが激しく交錯し、株価が乱高下したことを示しています。

逆に、上下のひげがほんとんどなく、実体の部分も短い株価は膠着感が強かったことを示しており、様子見気分が広がり、売り手買い手とも動きが鈍かったということになります。

このようにローソク足は前日比で見るのではなく、一日一日の需給の動きを示していくため、投資家の心理や投資行動の変化がわかるようになる。そこから基調転換のサインを読み解き、

大底と天井を読み解く

上記の図のパターンは、1日目は1,200円で引けており、2日目は窓を開けての寄付。制限値幅いっぱい(ストップ高)の300円まで水準を切り上げたものの、その後は利益確定売りがでて終値は200円高に上げ幅を縮めて取引終了しています。200円高なので16.6%高。終値でも強い上昇を示しています。

しかしながら、ローソク足をよく見てみると、一日の値動きが長い上ひげの陰線で引けています。上ひげが長いということは強い上昇局面が一度あったことを意味していますが、実体は黒の陰線になっています。つまり、終値が始値を下回った状態であり、買い手の勢いより売り手の勢いが勝ったことを示しています。

これが、株価急騰でも売り優勢という状態を示しています。どんなに買い進まれても、どんなにストップ高まで上昇しても、その勢いを上回る売りが出て一日の上げ幅を帳消しにしたのですから、需給で見れば完全に売りが優勢と言えます。

株価の上昇局面でこの形のローソク足が出たらときには、株価は天井圏に達したと捉えましょう。取引終了(大引け)にかけて、はっきりと明日以降下げていくことを暗示しており、こうしたものを「引け味が悪い」という言い方をします。

この逆で、下記の図は、白の陽線で長い下ひげが伸びている場合には、強烈な売りが出て大幅に下落したものの、売り注文のすべてを 吸収する買いが入り、下げ幅を埋めて値を戻したパターンです。前日比では大幅安になっているので、メディアの見出しは「急落」という感じになるかもしれませんが、ローソク足は基調転換のシグナルを出しています。

株安でも需給が好転した形となるため、株価が底入れのサインを発していると捉えられます。これは「引け味が良い」典型例で、下落トレンドが長期間継続しているときはこのローソクが足がでると、絶好の買い機械となる期待が高いです。

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