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“天才相場師”から株取引の教訓を学ぶ【タイミング編】

伝説の投機家

世界的に著名な投資家というと、ぱっと思い浮かべるのは『ウォーレン・バフェット』や『ジョージ・ソロス』、『ジム・ロジャーズ』になるでしょうが、投機家として著名な人物も存在します。

“ウォール街のグレートベア”の異名を持つ「ジェシー・リバモア(1877年7月26日-1940年11月28日)」という天才相場師はご存知でしょうか。

リバモアは世界恐慌の引き金となった1929年9月4日の暗黒の木曜日に向けた空売りをおこない、1億ドル以上の利益を出したことで有名です。当時の1億ドルは現在の約4000億円という試算になりますから、かなり膨大な利益です。

リバモアは、株取引における重要なファクターは、①タイミング、②資金管理、③感情の抑制の3点である強調し、それぞれにルールを定めていました。今回は、天才相場師リバモアが設けた①タイミングというファクターに関して、その教訓を下記にいくつか抜粋しました。

至極当然なものも含まれていますが、リバモアの英知を学び取り組みの参考としてみてください。

 

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タイミングに関するルール

・投資資金の10%以上の損失を出してはならない。

・巨大な利益は「座して待つ」。
(※常に挑んでいくのではなく、じっくりと機械を伺うということ。)

・トレードはしばしば休みを取り、相場から完全に離れる機会をもつ。

・トレンドを確認し、トレンドには逆らってはならない。

・間違った行動をおこした際は、すぐに過ちを止め軌道修正すること。

・「買い」に入るのに高すぎるということはないし、「空売り」するのに安すぎるということはない。

・相場がボックス圏で横ばいに推移してるとき、先行きを予測(上放れした放れ)しようとするのは間違い。現実の動きを確認してから動く。

・株価を動かす要因が何か、答えをみつけようとするのは愚かである。その詳細はたいがい後になって明らかになるだけである。

・相場は上がるか下がるか、横ばいのいずれか。上昇局面、下落局面、いずれも利益をあげることが可能であるが、相場が横ばいになり方向の見定めに迷ったら休むこと。

・当日の高値が前日の高値よりも高く、その一方で終値が前日の安値より低い場合、また当日の商いが前日の商いより多い場合、要注意である。

・株価の急激な下落に直面した場合、急落直後に反騰しなければさらに値下がりする可能性が極めて高い。

・相場は将来の状況をにらみながら変動している。その時点での状況はすでに株価に織り込まれているのが普通。

・「売り」か「買い」かのタイミングとして重要なのは基本的な動きが始まった時点、すなわち「ピボタル・ポイント(潮目の変わった地点)」である。このトレンド変更ポイントをうまくとらえれば、多大な利益が生まれる。

・「ピボタル・ポイント」は二つに分けられる。

 

①「リバーサル・ピボタル・ポイント」

基本的な相場の動き、ベーシック・トレンドの変化が始まる完全な心理的ポイントである。ただしこれが長期的トレンドの底に位置するかは問題ではない。

 

②「コンティニュエーション・ピボタル・ポイント」

リバーサル・ピボタル・ポイントを追認するポイントである。いずれの「ピボタル・ポイント」もしばしば、商いの大幅増とともに実現されるので留意する必要がある。

・強気相場の終盤になると、恐ろしいほど値を上げる株があるので、ギリギリまで保有し続けること。波に乗った銘柄は、株価収益率が30倍、40倍、50倍、60倍でも売ることができる。こうした人気株も波に乗る以前は、拍子抜けするほど安い価格だったということも珍しくない。

・特段これといった材料や理由もなく、単に「人気株」というだけで棒上げしていく銘柄には注意する。

・「高値更新」はタイミング指標として極めて重要。高値が更新されるということは、その株の限界需給バランスが崩れ最小抵抗ラインが勢いよく上昇していることを意味する場合が多い。しかし多くの人々は、高値を更新した時点で売却し、安い銘柄を物色しはじめる。

・「同一業種の株価連動」もタイミング指標としては重要。株価は単独では動かない。同業種においての好材料もしくは悪材料は、業種全体に影響を及ぼすと見られるからである。

・業種の中で、主力なる銘柄を選ぶこと。

・強気相場になると多くの銘柄が上昇傾向を示すが、取引の対象を選ぶさいには相場を牽引する銘柄を選ぶ。また、そのような銘柄がつまづいたり、高値を更新しなくなった場合、トレンドが変わるシグナルと受けとるのがよい。

・値動きを追う場合、それぞれの商い日の主要銘柄に限る必要がある。また、各業種の主力株を対象とした取引で利益が得られない場合、その時期のマーケットから利益は得らえないと見た方がよい。

・株価が思惑と逆の方向に動き出したらどこで清算するか、明確なルールを決めておく。そして、このルールに厳密に従うこと。

・最初は小口の取引から始め、その結果を見てから本格的な勝負に出る。いくら判断が正しいと思っても、一気に資金を投入するのは間違いである。最も可能性の高い取引に資金を集中させる。

・予想外の出来事に遭遇したら、即座に反応すること。予期せぬ幸運なら間髪入れずその事実を得るべきだし、悪い出来事であれば、即座に撤退する。決して躊躇してはならない。

・長期に及ぶ上昇トレンドの後、大商いが出現し相場が沸き返る事態となったら警戒すべし。こうした状況は、従来のトレンドが収束する間際にしばしば起こる。この大商いは、建て玉が強者の手から弱者の手へ、すなわちプロから素人の投資家に移動していることを意味する。一般投資家はしばしば、この大商いを市場が活況な証拠と勘違いし、流れが大きく変わる節目として見ない。

・一般投資家は、インサイダーが保有株式を処分するのは上昇局面だと信じがちだが、これはしばしば錯覚でしかない。インサイダーの大部分が購買意欲の確かさを見て保有株式を売却した結果、高値が更新され、その株が市場にだぶつき始め、乱高下し、ゆっくり下落局面に入り始めたに過ぎない。このとき出来高はピークとなる。しかししばしば、もはや高値は更新されず、必要以上の株が供給され、市場にたぶつくようになる。

 

あくまで、これらの教訓は投資ではなく投機としての目線によるものです。

 

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